胃炎と逆流性食道炎は併発しやすいって本当?
胃炎にもいくつか種類がありますが、中にはいくつかの症状が併発することがあります。胃炎と逆流性食道炎は併発しやすいので、注意してください。併発しても対処法を知っておけば安心です。
【胃炎と逆流性食道炎について】
胃炎にも種類がありますが、逆流性食道炎は、食べた物が逆流する時、胃酸も逆流するので食道の粘膜が胃酸のダメージを受け炎症を起こす状態です。胃は胃酸の影響を受けることなく、食べた物を消化できるようになっていますが、食道の粘膜は胃酸の影響を受けやすいので炎症を起こしてしまいます。胃の中に食べ物がない場合でも、胃酸だけ逆流しやすいので胸焼けや胃もたれ、ムカムカなど深いな症状が併発します。胃の炎症というよりは、食道に起きる炎症です。
【胃炎は併発ではなく勘違い?】
逆流性食道炎は、食べた物や胃酸が逆流するので胸焼けや胃もたれという症状が、胃炎と勘違いさせてしまうことがあります。これにより様々な症状が併発するので、どこに原因があるのかわからなくなることも珍しくありません。逆流するということは、正常ではありませんから、胃も機能が低下してしまい、胃痛や胃もたれなどを起こしやすく、余計に勘違いしやすくなります。胃が荒れていることもあるので、炎症が起きている時は胃痛という症状も併発します。
【逆流性食道炎の治療と予防】
逆流性食道炎は治療もできますが、原因ははっきりしているので、予防が可能です。暴飲暴食は胃に負担をかけるので控えましょう。タバコやアルコールも胃に負担をかけます。ストレスや不規則な生活習慣も胃に負担をかけます。カフェインの多い飲み物も、胃を荒らすので量を控えるのがおすすめです。脂っこい物や消化しにくい物も量を減らし、胃に掛かる負担を軽減させれば予防できます。
逆流性食道炎は食べた物が逆流してしまう症状です。原因はいくつかありますが、胃炎と併発しやすい傾向があります。胃痛がすることもありますが、対処法を知っておくと安心です。
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