ピロリ菌 除菌後 胃痛

ピロリ菌除菌後に胃痛がする…その原因とは!?

スポンサーリンク

ピロリ菌は胃の中に住み着いて悪さをする細菌です。
昔は胃の中に細菌は住めないと言われていましたので発見されたのは割と最近の話です。
通常であれば胃の中は金属を溶かしてしまうほどの強い酸性であり、生物は生息できません。
しかし胃酸を中和できる機能を持っているこの菌だけが胃の中で生息することが出来ます。
正式にはヘリコバクター・ピロリと言われており、胃がんや慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因になると言われています。
そのため最近ではピロリ菌を除菌することは重要だと言われ始めました。
除菌は抗菌薬、胃酸の分泌を抑える薬を使用して行い、約1週間ほど服用を続けて行います。
1回目の成功率が75%、2回目だと95%を超えると言われています。
除菌後に胃痛が起こる原因には胃酸の分泌を抑制していたため、胃酸の分泌によって胃の粘膜の負担が増えたため起こっていると考えられます。
そのため除菌した後にも胃酸を抑える薬を服用することがあります。

スポンサーリンク

それと並行して食事にも注意をしていきましょう。
胃酸の分泌を促進させるような刺激の強いものなどを避けることも必要となんることがありますし、食べ過ぎや飲み過ぎにも注意しましょう。
胃を刺激してしまうような冷えすぎたものや熱すぎるものにも注意が必要です。
またピロリ菌が原因となって病気を発症していた場合には再発、もしくは症状が改善されていないことがあります。
そのため胃痛が起きてしまっている場合には再度病院を受診する必要がある場合があります。
除菌後に胃酸の分泌が回復したことによって悪影響がある場合があります。
胃酸がいままでよりも多く分泌されますので逆流性食道炎や十二指腸びらんなどを発症してしまうことがあります。
このような場合にも再度病院を受診する必要があります。
ただし一時的なものも多いため慢性的に症状が続くということは少ないようです。
この菌の影響によって胃痛が起きていた場合には、多くの場合はその症状は改善されますので医師の指導の下で除菌を行って行きましょう。

スポンサーリンク