ピロリ菌 除菌後 吐き気

ピロリ菌というのは胃炎などの病気を発症する可能性がありますので除菌をする必要があります。
検査は呼気検査などによって行っていきます。
検査によって数値が高い場合には除菌を行っていきます。

除菌後に吐き気の症状が出る場合があるのでしょうか？？

ピロリ菌の除菌を行っていくとさまざまな副作用出る場合があります。
服用する薬に原因があると言われています。
基本的には２種類の抗生物質と胃酸を抑える薬を使用して行っていきます。

この薬が原因で吐き気の症状が出ると考えられます。
抗生物質の抗菌作用によって胃腸内のバランスが崩れることによってさまざまな影響を及ぼします。
吐き気だけでなく、下痢や軟便の症状が出る場合もあります。

除菌をしている最中にこのような症状が起こりますので除菌後に出た場合にも同様のことが考えられます。
しかし薬の服用は終わっていますので、そこまで重い症状が出ることはほとんどありません。
そのため自然に回復していくことがほとんどです。

除菌後に出ている場合についてもお話していきましょう。
こちらも薬の影響と考えらます。
特に終わった後に吐き気が出た場合には逆流性食道炎を発症していると考えることも出来ます。

これはピロリ菌除菌を行うと副作用として現れることが多い症状になります。
ピロリ菌に感染していると胃酸の分泌が抑えられていると言われています。
そして除菌をすると胃酸の分泌が増えることによって胃酸過多になってしまい、胃酸が逆流しやすくなりますので逆流性食道炎が起こる場合があります。

逆流性食道炎というのは胃酸過多になってしまったり、胃の入口の弁が緩んでしまうと起こる病気です。
胃酸が逆流することによって食道を逆流し食道が炎症を起こすものです。
この場合にも吐き気の症状が起こります。
他に胸焼けなどの症状を伴っている場合には逆流性食道炎が疑われます。
ほとんど場合は一時的なものになります。

逆流性食道炎ではない場合にも薬の副作用によって起こる場合もありますので吐き気などの症状が出た場合には医師に相談しましょう。