ピロリ菌の数値が100は異常?検査方法と高い理由について
ピロリ菌の検査は息を調べたり、便や尿を採取して行う場合もあります。
そうして陽性と判定されると除菌を行っていきます。
検査方法は大きく分けると2種類に分けられ内視鏡を使用するかしないかに分けることが出来ます。
今回は数値が「100」、もしくはそれに近い数字の場合についてお話していきましょう。
上述したように検査方法ですが内視鏡を使用して胃の粘膜を採取し調べるものと息や便、尿、血液を採取することによって行うものの2種類です。
数値が出るのはおそらく血液検査か尿素呼気試験だと考えられます。
血液検査…血液を採取しピロリ菌の抗体を調べる検査
尿素呼気試験…検査用の薬を服用し20分ほど待ってから吐いた息を調べる検査になります。これは二酸化炭素を調べる検査で、感染していると尿素がアンモニアと二酸化炭素に分解されますので二酸化炭素が通常よりも多くなります。
陽性と疑われる数値
血液検査…10U/ml以上
尿素呼気検査…2.4pc以上
この数値を超えているとピロリ菌に感染していると判断されます。
スポンサーリンクただしあくまでも基準値になりますので2種類の検査を行う場合もあります。
数値が100に近い場合には感染している(陽性)であると判断することが出来ます。
これは数値が高いからと言って胃の症状が悪いとかピロリ菌の数が多いなどという結果ではないようです。
検査方法によっても異なりますが高い場合には感染の可能性が上がります。
医師の判断に従いしっかりと除菌を行いましょう。
胃がんや胃潰瘍、慢性胃炎などのリスクを伴いますので早めの除菌をお勧めします。
除菌方法は2種類の抗生物質と胃酸の分泌を抑制するものを服用することによって行われます。
除菌後は再度検査が行われ、除菌前と同様に数値化されます。
この場合にも上記の数値が適用され、範囲内であれば除菌成功、数値が100、50、30など高い場合には失敗となります。
その場合には再度除菌することが出来ます。
2回目の成功確率は95%ほどだと言われていますのでしっかりと受けましょう。
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