ピロリ菌 除菌後 痩せる

ピロリ菌は感染していると胃腸に不調が出る場合があります。
代表的なものでは慢性胃炎や胃潰瘍などがあり、病気にならなくても胃もたれや胸焼けなどの症状が出る場合もあります。
この症状は除菌することによって改善すると考えられます。
しっかりと治療をすることによって胃腸の健康を取り戻すことが出来ます。

除菌後に痩せることがあるのでしょうか？？

体重に関しては意見の分かれるところでもあります。
除菌後に痩せるという人もいれば、太るという人もいるようです。

そこについて詳しくお話していきましょう。

どちらも胃の調子が戻ることによって起こると考えられます。
まず体重が太る場合について見ていきましょう。
ピロリ菌に感染していた場合に胃腸に何らかの異常が出ている場合が多くあります。

胃炎などの病気だけでなく胃もたれ、胸焼けなどの症状が出ている場合もありますので食欲不振になっていることも多いです。
当然胃腸に異常が出ている場合には食欲はそこまで出ないはずです。

そのためピロリ菌を除菌すると胃の調子が良くなります。
胃の調子が良くなるということはご飯が美味しく食べられるということにつながりますので食べる量が増えます。
その結果が体重の増加につながります。

これは健康のためにも良い結果になっていると考えられます。
肥満は良くありませんがしっかりと栄養を補給できていると考えれば良い結果になっています。
しかし食べ過ぎによって肥満にはならないように注意が必要です。

では次に痩せる場合について見ていきましょう。

内容はほとんど同じです。
胃腸の不調から解放され胃腸が元気になります。
そのため消化器官の働きがよくなり、便秘の解消や体重が減ると言った効果が期待できます。

またピロリ菌はストレスなどによって感染している人間の体調が下がると悪い影響を及ぼし、体調が良い状態だと良い影響を及ぼすとも言われています。
これは除菌前の話になってしまいますが良い影響をしている状態であればグレシンというホルモンの分泌を低下させ食べ過ぎを防止すると言われています。
そのため除菌する前は痩せる、除菌後は太るとの見解もあります。

ただし慢性胃炎や胃潰瘍のリスクを考えたときに除菌しないという考え方はどうなのでしょうか。
ここは個人で意見が分かれるところだと思います。

除菌後に痩せる可能性もあれば太る可能性もあるということになります。
除菌したあとは食べ過ぎに注意しましょう。