ピロリ菌でおならが増えたり臭くなる症状が出る!?
ピロリ菌は胃の中に住み着く菌であり、日本の人口の50%の人が保有していると言われています。
この菌の大きさは4ミクロンほどで強い酸性の胃の中でも活動することが出来ます。
主に慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの病気を発症する場合にもなります。
一度感染してしまった場合には除菌を行うまで胃の中に住み続けてしまいます。
【おならとの関係性というのはあるのでしょうか??】
おならというのは腸内に発生したガスが外へ出てくる現象です。
その成分は窒素、水素、二酸化炭素などがあり、匂いが付いています。
一日の平均的な回数は5,6回と言われていますが食生活の乱れなどによって回数が増えることがあります。
便秘やストレスなどによっても回数が増えることがあります。
また肉類や匂いのキツイ食べ物などを食べた場合には匂いがきつくなることもあります。
ピロリ菌に感染している場合にこのような症状が現れることは直接的な要因にはなっていないと考えられます。
要因1…この菌の影響によって慢性胃炎を発症している場合
この菌が胃の中で生息するには胃酸を中和するためにアンモニアを出し続けます。
これだけが要因となっているわけではありませんが、このアンモニアが胃の粘膜を傷つけることが繰り返し行われ慢性胃炎を起こします。
慢性胃炎の8割がこれが原因になっていると言われていますので間接的に関係があると考えられます。
その症状は胃もたれ、胃痛、胸やけ、おならなどが慢性的に繰り返します。
要因2…感染していると消化不良を起こしている
ピロリ菌はウレアーゼという酵素を出しながら胃酸を中和していきます。
そのため胃が消化力を高めるために胃酸を必要以上に多く分泌します。
胃痛ばかりでなく他の病気になるかの可能性もありますので消化不良を起こすことがあります。
この場合には腸の中に食べ物が溜まってしまい悪玉菌が増えてしまうことによっておならが臭くなったり回数が増えることがあります。
このように菌が直接的な影響をしているわけではありませんが感染つて気に症状を起こしている場合があります。
ヨーグルトなども効果があると言われていますので善玉菌を増やすことによっても改善につながります。
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