ピロリ菌 熱に弱い 加熱

ピロリ菌は熱に弱い、井戸水などは加熱しましょう!

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ピロリ菌は胃の中に生息できる細菌です。
胃の中というのは胃酸が分泌されており、胃酸というのは胃そのものを溶かしてしまうほどの強い酸性です。
また胃酸は金属も溶かしてしまうと言われているほどの強い酸性ですので胃の中に住むことは難しいはずですがこの菌だけが生きることが出来ます。
そのため昔は胃の中には細菌はいないと考えられていましたので発見されたのは割と最近のことです。
その感染経路というのは主に不衛生なものから感染することが分かっています。
不衛生な井戸水や湧き水などから感染します。
日本ではおよそ50%の人が感染していると言われており、そのほとんどが50歳以上と言われています。
その理由は上下水が整っている現代では飲み水を介した感染が少ないため、今の若い世代には感染が少ないです。
しかし上下水の整っていない時代に幼少期を過ごした人は感染率が高くなっています。
現在の日本の水道水というのは塩素で殺菌処理されていますので安全に飲むことが出来ます。

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そのため不衛生と疑われる食べ物や飲み物にはピロリ菌が潜んでいる可能性があります。
井戸水や湧き水を使う場合には処理をする必要があります。
酸性の中でも生存することが出来るほどのピロリ菌の弱点は熱に弱いことです。
熱に弱いということは加熱処理をすることによって殺菌することが出来ます。
バーベキューやキャンプなどで井戸水を使用している場合には注意が必要です。
感染する可能性があるものは沸騰させ殺菌しましょう。
およそ75度以上で加熱することによって殺菌出来ます。
胃の中ですら生きられる細菌が熱に弱いというのは意外ですね。
感染してしまうと慢性胃炎や胃潰瘍などの病気を発症するリスクが上がりますので注意しましょう。
このように熱が弱点ということが分かりましたので飲み水が不衛生だと感じた場合には沸騰させ加熱消毒をすることで安全に飲むことが出来ます。
ただし酢で殺菌できる細菌ではありませんので注意しましょう。

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