ピロリ菌 除菌 下痢が続く

ピロリ菌除菌で下痢が続く原因/その注意点と対策について

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ピロリ菌は感染すると胃の中に住み着き、胃潰瘍や胃炎などのリスクを上げます。
それだけでなく胃もたれや胸焼け、胃が荒れてしまうという症状が出る場合もありますので何らかの症状が出ている場合には早めの除菌が必要になります。

 

除菌を行っていくうえで下痢が続くことがあるのでしょうか??

 

 

これはピロリ菌を殺菌していく薬に原因があると言えます。
殺菌を行っていくうえで使用する薬は原則として3種類です。
2種類の抗生物質と胃酸の分泌を抑える薬を服用することによって除菌を行っていきます。

 

それではまず薬について見ていきましょう。

 

・様々な菌を抑制する…アモキシシリン、アモキシシリン水和物
・ピロリ菌の抗菌作用を高める…クラリスロマイシン、1度目に失敗した場合に使用されるメトロニダゾール
・胃酸の分泌を抑える…ランソプラゾール、ラベプラゾールナトリウムなど

 

これらの薬を服用することによって行っていきます。
下痢が続く場合にはこれらの薬が原因となって起こる場合がほとんどです。

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要するに副作用が出ている状態です。
胃酸の分泌を抑えているということは食べ物を消化しにくい状態となっています。
消化不良を起こし、さらに抗生物質の効果によって胃腸のバランスも崩れている状態です。

 

そのため多くの人に起こる副作用として下痢の症状があります。
特にピロリ菌によって胃炎や胸焼け、胃もたれ、胃潰瘍などを起こしている場合にはなおさら起こりやすいと考えられます。
基本的にはお腹が緩くなる程度で終わることがほとんどです。

 

しかしあまりにも症状がおさまらない場合には注意が必要です。
一日に数回ほどであれば心配する必要がないかもしれませんが数十回ほどになると危険になる場合もあります。
特に注意しなければいけないのは脱水症状です。
下痢が続く場合には水分補給も行いましょう。

 

また血便の症状が出た場合には薬の服用を中止しなければならない場合もあります。
その場合には早めに医師に相談するようにしましょう。

 

除菌後に下痢が起こる場合もあります。
やはりピロリ菌がいなくなることによって腸内のバランスが崩れてしまいます。
徐々に症状がおさまることがほとんどですが、あまりにも続く場合には注意が必要です。

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