ピロリ菌 除菌後 変化

ピロリ菌の除菌後に起こる変化/良いことも悪いこともある!

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ピロリ菌の除菌は2種類の抗生物質と胃酸を抑える薬を服用することによって行っていきます。
1回目での成功率は75%ほどと言われていましたが最近は90%以上とも言われるようになってきました。
仮に1回目で失敗したとしても2回目での成功確率は95%以上と言われていますのでほとんど成功します。

 

今回は除菌後に起こる変化についてお話していきましょう。

 

 

まず考えられるのが副作用です。
主な副作用は下記のものが挙げられます。

 

・軟便、下痢、血便
・味覚異常
・肝機能異常
・発疹、薬疹、蕁麻疹などのアレルギー症状
・発熱、腹痛など

 

このような副作用が出ることが多いです。
除菌を行っている最中に症状が出た場合には薬の服用を中止する必要がある場合もありますので医師に確認をとっておきましょう。
除菌後に出てしまった場合には再度医師に相談するようにしましょう。

 

2つ目に考えられるのはピロリ菌がいなくなったことによって胃が活発になり食欲が増す場合があります。

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この場合には食欲が増えて食事の量が増えてしまいがちです。
そのため体重の増加、太るという変化があるようです。
ピロリ菌の影響によって胃炎や胃潰瘍を発症していた場合にはなおさら考えられることです。
健康になったと考えポジティブに捉えて、食べた分は運動などで消費すると考えるといいかもしれません。

 

3つ目に考えられるのは口臭の改善です。
上述してきたように胃腸が不調になってしまいますので消化不良などを起こすと匂いの原因となるものが増えてしまいます。
またピロリ菌が出すウレアーゼという酵素が胃酸を中和してアンモニアを作り出します。
ウレアーゼという酵素を身体から分泌させることによって胃酸を中和し胃の中で生息することが出来ています。
このアンモニアも口臭の原因になると言われています。

 

このように変化というのは良いものと悪いものがあります。
場合によっては体調が良くなったという人もいます。
除菌後には逆流性食道炎、胃痛などの症状が出る場合もあります。

 

ピロリ菌がいなくなったことによって胃酸の分泌が増えることによって胃酸過多になりやすく胸焼けや胃酸が逆流することによって一時的な逆流性食道炎になる場合も考えらます。
中でも一番良い変化なのは胃がんのリスクがなくなるということではないでしょうか。

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