ピロリ菌 口臭 舌苔

ピロリ菌が原因で口臭がきつくなり舌苔が出来るってホント?

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日本でピロリ菌に感染していると推定されるのは50%ほどだと言われています。
発展途上国では感染率が高く、先進国では感染率は低いとされています。
この原因は水道の普及によるものだと言われ、上下水が普及している先進国では低くなります。
衛生状態が悪いと菌が繁殖しやすいためです。

 

そのため感染者のほとんどは50歳以上という傾向にあります。
今の若い年代の人は上下水が普及した中で育っているため感染率は低い傾向にあります。
ピロリ菌に感染していると胃潰瘍や十二指腸潰瘍、さらには胃がんのリスクも上がります。

 

【この菌が原因となって口臭が臭くなるということはあるのでしょうか??】

 

 

答えは「YES」となります。

 

この菌は胃の中で生存するために尿酸を分解しますが、その際にアンモニアを作ります。
このアンモニアが悪さを働きます。
血液から吸収され肺に入ってしまい口から出てきてしまいます。

 

そのため口臭がきつくなるというものです。
また舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の汚れが原因になっていることもあります。

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これはピロリ菌によって胃炎を発症してしまっていることが原因となることがあります。
全ての胃炎がこの菌によって起こっているわけではありませんが胃炎や胃潰瘍などを発症していると消化不良が起こってしまいます。
消化不良が起こることによって食べ物が体内で発酵し腐食することがありますので、腐食した際の成分が血液に流れ込むことによって匂いが臭くなることがあります。

 

このような状態になっていると舌は消化器官とつながっていると言われていますので舌に舌苔が出来てしまうことがあります。
この舌の汚れが匂いを発生させる原因になることがあります。
舌苔というのは元々は食べ物のカスや口の中の細胞が舌に残ってしまうことによって細菌が繁殖し腐敗を促します。

 

上記と同様に腐敗した匂いがするのはこのためです。
このようにピロリ菌が口臭に影響を与えているかというのはさまざまなことが考えられます。
除菌をすることによって改善されることもありますので病院にて除菌を行いましょう。

 

 

 

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