ピロリ菌はコーヒーで除菌できる?
ピロリ菌に感染している場合には胃がんや慢性胃炎、胃潰瘍などの病気のリスクが上がってしまいます。
胃の中に住んでいる菌で、胃の中の強い酸性の中でも生息することが出来る菌です。
胃の中というのは本来、軽い金属であれば溶かすほどの酸と言われており、細菌は住み着くことが出来ない環境になっています。
ウレアーゼという酵素を出すことによって胃の中の尿素を分解していきます。
分解した際にアンモニアが作られますので、このアンモニアで酸から身を守っています。
多くの場合は幼少期に感染して菌を保有しますが幼少期は症状が現れないことがほとんどで大人になってから上記のような病気を引き起こすことがほとんどです。
一度感染してしまうと除菌するまでは胃の中で生息し続けますので殺菌することが大切です。
これにはコーヒーが有効と言われていますが、しかし今現在では確定的ではないのが現状のようです。
その成分のカフェインによって胃酸の分泌を促進させます。
そのため除菌中のコーヒーは控えたほうがいいと言われています。
胃酸の分泌を促すということは薬の効果が薄れてしまうことがあります。
また除菌をする際のメトロニダゾールという薬を使用する場合にはコーヒーを飲むことによって副作用が出てしまうこともあります。
コーヒーに含まれるチラミンというタンパク質が分解してできる物質が悪影響を及ぼすことによって頭痛や動悸、発汗などの症状が出てしまうことがあります。
このように殺菌を行っていく行く場合には控えなければならないものがあり、他にはアルコールやタバコも避けましょう。
アルコールは特に薬との相性はよくありません。
どの薬にも言えることですがアルコールを飲むことによって薬が効きすぎてしまったり効果が弱くなってしまったりしますのでやめましょう。
薬の分解するのは肝臓ですがアルコールを飲んでしまうことによってアルコールの分解を優先してしまいます。
そのため薬を分解するよりもアルコールの分解を優先してしまうため、薬が効きすぎてしまうことがあります。
これは危険となる場合がありますのでやめましょう。
必ず医師の指示に従うことが大切です。
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