ピロリ菌 除菌 味覚障害

ピロリ菌除菌で副作用「味覚障害」が起こった場合の対処方法

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ピロリ菌に感染しているとわかった時点で除菌を行っていきます。
感染していると胃痛や胃もたれだけでなく、胃炎や胃潰瘍を発症するリスクも上がりますので除菌を行うのが良いでしょう。
除菌する場合には薬物療法で行いますが、その際には副作用が伴うことがあります。
今回は副作用、特に味覚障害をピックアップしてお話していきましょう。

 

 

【ピロリ菌除菌の副作用】
除菌は抗生物質と胃酸を抑える薬を服用して行っていきます。
細菌ではランサップ400などの1回の服用分がパックになっているものも多いです。
1日2回、1週間続けて服用して除菌を行っていきます。
副作用の多い症状として下痢、発熱、味覚障害などが挙げられます。
もちろんアレルギー症状が出る場合もありますので発疹やかゆみの症状が起こる可能性もあります。

 

【味覚障害とは…】
味覚の感度が低下することを指します。
甘い、辛い、苦いなどを感じる味覚が低下したり、味がしなくなることもあります。

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食べ物を食べても何も味がしないという場合には味覚障害だと考えましょう。
これは通常の生活でも起こる場合があります。
偏った食生活での亜鉛不足や鼻づまりなどで鼻が詰まってしまっても味覚が低下します。

 

【味覚障害が起こった場合の対処方法】
まずは医師に相談するのが一番です。
速やかに報告しましょう。
深夜などで病院が空いていない可能性もあります。
その場合には症状がひどくなければ薬の服用は続けましょう。
薬の服用をやめてしまうと除菌に失敗する可能性もあります。
また、一度服用をやめて再度服用する場合には5時間以上時間を空けてから服用することも大切です。
一度に2回分服用するのは危険となりますので避けましょう。

 

【まとめ】
ピロリ菌を除菌する場合にはさまざまな副作用が起こる可能性があります。
ただし服用をやめてしまうと除菌の成功率が下がってしまいます。
医師に相談することが最も重要です。
病院が空いていない場合には自身の症状を観察し、軽度な場合には安易に服用をやめることは避けましょう。

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