ピロリ菌 血液検査 精度

ピロリ菌の血液検査の精度は??

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ピロリ菌というのは胃の中に住む菌で、不衛生な井戸水などから感染します。
上下水が整っている現在では感染することは少なくなっていますが上下水の整っていない時代には感染することが多かったですので現在の50歳以上の感染率は高いです。
この菌に感染していると胃の病気になるリスクが上がります。
代表的なものでは慢性胃炎があり、この状態が続いてしまうと胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃ポリープ、胃MALTリンパ腫などの病気を発症するリスクがあります。
また慢性胃炎から萎縮性胃炎を発症し、胃がんになることもありますので注意が必要です。
そのため検査によって感染の有無を判定することは大切です。
ピロリ菌を除菌することによって胃がんのリスクを減らせます。
感染したままの状態だと胃がんのリスクは感染していない人の20倍ともいわれています。
検査方法の一つに血液検査があります。
血液検査をすることによってIgG抗体を調べる検査を行います。
この菌を排除するために体内では抗体が作られますので、その抗体を調べる検査です。

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費用はおよそ2000円ほどで行えます。※病院によっても異なります。
血液を採血することによって行いますが呼気検査に比べると精度は落ちると言われています。
血液検査は自宅で出来るものも販売されており、指先から血液を採取することによって行うものですので自宅で行うことが出来るキットです。
このキットを使用し血液を検査機関に送るというものです。
結果も郵送できますのですべて自宅で完結することが可能です。
しかし精度が心配であるかと思いますので病院で行うのが好ましいです。
検査の数値は10以上でピロリ菌に感染していると判断しますが3〜9の間でも精度に心配がある場合には他の検査方法によって再度行う場合もあります。
便や尿を採取して行うもの、薬を飲んで一定時間経過後に息を検査するもの、胃カメラによって粘膜などを採取するものなどがあります。
このような検査を受けて感染していると判断された場合には除菌を行っていきます。

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