ピロリ菌が増える原因とは!?胃の中で増殖する?
ピロリ菌に感染していると胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気を発症する可能性があります。
また病気にならなくても胃もたれや胸焼け、胃が荒れているなどの症状が起こる場合もあります。
ピロリ菌はヘリコバクターピロリと言われ、胃の中に住み続ける菌になります。
昔は胃の中が強い酸性のため菌は住むことはできないと思われていましたが1983年に研究の末、発見されました。
発見された菌の中では比較的新しい部類に入るのではないでしょうか。
細菌の中では唯一癌のリスクがある菌になります。
ではなぜ増えるのでしょうか??
原因についてお話していきましょう。
まずは感染経路ですが井戸水などの飲み水から感染します。
経口感染が主な経路になります。
これは上下水が整っていない時期に幼少期を過ごした人が感染している傾向にあります。
上下水の整っている現在では感染は減少しています。
親から赤ちゃんへの口移しでも感染すると言われていますがそこまで心配するほどの感染率ではなさそうです。
増える原因についてですが今現在は詳しいことはわかっていないのが現状です。
今回は調べた結果についてはこちらの2つになります。
・胃の中のpHが強酸性に保てなくなった時の増殖する
・酸性度が薄くなると増殖する
・徐々に増えていく
このような情報が出てきましたが詳しいことはわかりませんでした。
pHというのは胃の中の酸性度やアルカリ性度を図る単位のことです。
pH7を水道水などの中性として胃の中はpH1〜5ほどの酸性になっています。
この酸性度が強くなることによって増えると言われています。
ただしこれには逆説もあります。
酸性度が薄まってしまうと増殖するという説もあります。
ピロリ菌が増える原因というのはわかりませんでしたが感染原因である水を長期間飲んだりする場合にも増えることはあるのではと感じました。
検査も同じで反応が強く出る場合と弱くても反応がある場合があります。
それをふまえると胃の中で増えたり減ることもあると考えられます。
ここで減らす効果があると言われる食品に関しても紹介しておきましょう。
「食べ物」
LG21ヨーグルト、ブロッコリースプラウト(新芽)、ワカメやもずくに含まれるフコダイン、梅干し
「飲み物」
緑茶に含まれるカテキン、ココアに含まれるオレイン酸、リノール酸
これらのものが挙げられます。
しかし除菌できるわけではありませんので除菌を行う場合には病院へ相談しましょう。