ピロリ菌除菌の副作用で眠気が出る?/その場合の対処方法
ピロリ菌の除菌を行っている場合にはさまざまな副作用が出る可能性があります。
これは除菌を薬の服用によって行っているからです。
どのような薬でもそうですが副作用というのは多くの場合存在しています。
その中のひとつに眠気があります。
詳しくピックアップしてお話していきましょう。
【ピロリ菌除菌の副作用】
薬は抗生物質と胃酸を抑える薬を服用して行っていきます。
1日2回に分けて7日間連続で服用します。
特に入院、通院等の処置はありませんが副作用がひどい場合には再度医師に相談する必要があります。
除菌中に出る確率2%〜5%ほどですのでそこまで多い症状ではありません。
代表的な症状は下痢、軟便、腹痛、味覚異常、口内炎、吐き気、眠気などです。
他にもアレルギー反応によって発疹やかゆみが出る場合もあります。
これらの症状は必ずしも起こるわけではありませんが、体調などさまざまな身体の変化によって起こる可能性がありますので注意が必要です。
【眠気とは…】
睡眠に入る前の生理的な現象のことを指します。
意識レベルが低下しますので外的な刺激には鈍感になっています。
主に睡眠不足で起こることが多く、体調や病気によっても起こる場合があります。
薬の種類にもよりますが眠気が出る薬というのは多いです。
【除菌中に起こった場合の対処法】
あまりにもひどい場合でなければ再度病院を受診する必要はないかもしれません。
しかし、常に眠い状態が続いてしまうと何もできないような状況になってしまいます。
さらに車やバイク、自転車などで通勤している場合には運転が危険となります。
眠気の副作用が起こった場合にはそれらのことは避けましょう。
特に夜は眠くなる傾向がありますので注意しましょう。
【まとめ】
ピロリ菌除菌の副作用というのはさまざまなものがあります。
眠気もその中のひとつです。
しかし、副作用が出たからと言って薬の服用を中止してしまうと除菌に失敗してしまう可能性もあります。
まずは医師に相談することが大切です。