ピロリ菌の血液検査で数値が高い場合のリスクはコレ!
ピロリ菌というのは胃の中に存在することの出来る菌です。
胃の中は強い酸性で細菌が存在することは出来ないと考えられていましたが、1980年代に発見された割と新しいものです。
この菌が発見された場合には病気になるリスクがあります。
主な病気は胃炎や胃潰瘍などの胃の病気を発症する原因となることがあり、胃の粘膜をこの菌が出す毒素によって傷つけられてしまいます。
他にも十二指腸潰瘍、胃がんなどの病気になるリスクが跳ね上がりますので除菌することでリスクを減少させることが出来ます。
除菌を行う場合に血液検査の数値が高いということはどのようなことなのでしょうか??
これはIgG抗体測定という検査を行っています。
これは血液を採血してピロリ菌に対する抗体の有無を調べるというものです。
感染していると判断される数値の目安は10.0と言われています。
これ以上だと感染していると判断されます。
10.0以上だと陽性、以下だと陰性に分かれていますが、これはあくまでも目安です。
3.0〜9.9までの場合には他の検査方法を行うことがあります。
また、この菌によって胃がんのリスクを推測することが出来る検査があります。
上述したIgG検査とペプシノゲン検査を2つ行うことによって検査を行っていく「ABC検査」と言われるものがあります。
ペプシノゲン検査は血液検査によって胃の粘膜の萎縮を測定する検査で、2つ行うことによって胃がんになりやすいかをA〜D群に分けて分類します。
Aがリスクが一番低く、Dが最も高いです。
このリスクが高いD群の場合には毎年の内視鏡検査で胃がんの早期を発見を目覚ましましょう。
低い場合には健康的であると考えられます。
ピロリ菌の血液検査ではこのようなことが分かりますが、他にも尿、便、内視鏡、息などによっても検査を行うことが出来ますので、一つの検査でははっきりわからない場合がありますので複数の検査を受けましょう。
複数受けることによって結果が正しいかを断定できると言えます。
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