ピロリ菌除菌をすると痩せる?太る?
ピロリ菌に感染している場合には慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍になるリスクが上がります。
特に慢性胃炎はこの菌が原因となることが8割と言われているほど発症しやすい病気です。
ピロリ菌が「体重」に関係していると考えられるのでしょうか??
これには2つのことが考えられますのでお話していきましょう。
「除菌することによってダイエット効果がある」
上述したようにこの菌に感染していると病気になることがありますが全ての人が発症するわけではありません。
しかし胃痛や胃もたれなどの胃の不調が現れることもあります。
その際には除菌を行いましょう。
その方法は抗生物質と胃酸を抑制する薬を服用するだけです。
結果として胃の調子が良くなるということは美容にもメリットがあり、また便秘解消などの効果が期待できます。
そのため体重が減少し痩せると考えられます。
しかし胃の調子が良くなったために食欲が増して食べ過ぎてしまい太ることにもつながりますので注意が必要です。
「除菌しなければ痩せることもある」
こちらの考え方はピロリ菌が善玉菌にもなるという日和見(ひよりみ)菌であるという考え方です。
日和見菌というのは善玉菌でも悪玉菌でもないが強い方になりますというものです。
宿主がストレスなどによって免疫力が低下していると時には悪玉菌となり、健康な場合には善玉菌となるということです。
悪玉菌になってしまった場合には上記のように胃炎などを発症してしまいます。
ただし善玉菌になった場合には食べ過ぎを防止してくれます。
これはグレリンという胃の中が空っぽになった時に出るホルモンが影響しています。
ピロリ菌はこれを抑制しますので、除菌すると食欲が増して太ると考えられています。
そのため感染を維持していた方が痩せると言われています。
このようにピロリ菌が影響して痩せるか太るかは意見の分かれているところです。
しかし病気のリスクも考えて医師と相談しながら除菌するかを判断しましょう。
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