ピロリ菌検査の数値100、50以上の場合は感染の疑いアリ!
ピロリ菌は胃の中で悪さをする細菌です。
感染は多くの場合には子供の頃に感染し、大人になってからでは感染することはほとんどありません。
感染している場合には慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などを発症することがありますし、慢性胃炎は胃がんのもととも言われていますので除菌を行っていきましょう。
しかし検査をしなければ話が進みませんので、まずは検査を受けましょう。
その検査方法は大まかに分けると胃カメラを使用するものが3種類、使用しないものが3種類の計6種類あります。
胃カメラを使用…迅速ウレアーゼ試験、鏡検法、培養法
胃カメラを使用しない…抗体測定、尿素呼気試験、便中抗原測定
このような検査方法によって感染の有無を調べます。
感染の有無は陰性と陽性と言われ、陰性の場合には感染の疑いが低い、陽性の場合は感染していると考えられます。
しかし一つの方法で判断できない場合には2つの方法で行うこともあります。
多くの場合は尿素呼気試験、抗体検査によって行うことが多いです。
数値が100、50などと言われているのは抗体測定です。
これは血液を採取することによって身体の中のピロリ菌に対する抗体を調べるものです。
基準を「10.0」としています。
この数値以上であれば感染していると考えられます。
そのため100、50などと言われた場合には感染しているのが濃厚といえます。
10.0を基準値としていますが3.0〜9.9の間の場合には陰性となりますが確実ではありません。
また除菌中の場合や除菌後に身体に抗体が残っていると考えることも出来ますので数値に関しては医師に詳しく話を聞きましょう。
尿素呼気試験の基準値は2.4pcとなりますので、この数値以上であれば感染していると考えることが出来ます。
この検査方法は多く行われており、薬を服用した20分後に息を検査するものです。
特定の二酸化炭素を調べることによって行います。
こちらも基準値以上であれば感染が疑われますので感染していると判断された場合には除菌を行っていきましょう。
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