ピロリ菌 尿素呼気試験 食事

ピロリ菌の検査/尿素呼気試験の食事制限について

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感染していると胃もたれや胃痛、胸焼けなどの症状が出る場合があります。
また胃潰瘍や胃がんのリスクも上がりますので除菌することが推奨されています。
ピロリ菌の検査方法には大まかに分けると内視鏡を使用するものと内視鏡を使用しないものに分けることが出来ます。

 

今回は尿素呼気試験の食事についてお話していきましょう。

 

 

尿素呼気試験というのは息を調べることによって行う検査方法です。
多くの病院で行われる方法で簡単かつ正確に診断をすることが出来ます。
吐く息の中の二酸化炭素を調べる検査になります。

 

その方法は尿素を含んだ薬を服用する前後の息から二酸化炭素の量を調べる検査です。
なぜ尿素を含んだ薬を服用するかというとピロリ菌は胃の中で尿素を分解します。
この尿素を分解した際に生成されるのがアンモニアと二酸化炭素になります。

 

さらに薬の中にはC−13という炭素も含まれています。
ここは難しいので簡単に説明すると薬の中のC−13というのは目印のようなものでピロリ菌によって分解されると吐く息の中に出てくることになります。

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これは自然界の中にはほとんど存在しないものになりますのでピロリ菌の有無を調べることが出来ます。
ここで問題なのが食事です。
尿素呼気試験の中で使用するくすりの炭素と同じ成分を含んでいる食品があるため、これは避けなければなりません。

 

その食べ物は下記のものになります。

 

パイナップル、トウモロコシ、豚肉、鶏肉、卵

 

これらのものは検査に悪影響が出る可能性がありますので避けるようにしましょう。

 

またプロトンポンプ阻害剤、粘膜保護剤、抗生物質、ピロリ菌に影響のあると言われるLG21なども検査を受ける前の1週間から2週間前に避けるように指示がある場合もあります。
検査当日も食事は厳禁となり、前日の夜も抜くようにと指示があることもあります。

 

当日はもダメだと言われる場合があります。(大抵の場合、少量なら大丈夫と言われることが多いです。)
尿素呼気試験は一般的に広く行われている方法になります。
食事に関しては検査を受ける病院でしっかりと確認をとりましょう。

 

 

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