ピロリ菌 呼気検査 数値

ピロリ菌、呼気検査の数値は?基準値より高い場合は感染しています

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胃がんのリスクが20倍も跳ね上がると言われるピロリ菌。
ピロリ菌に感染していると胃がんだけでなく慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの胃の病気を発症するリスクが高まります。
この菌に感染する原因としては不衛生な井戸水などを飲むことによって感染します。

 

主に口からの経口感染がメインで人から人へと感染することはほとんどありませんが口移しで食べ物を親から子供へと与える場合などには注意が必要と言われます。
しかし移るリスクは低いと言われていますので心配はいらないかもしれません。

 

上述したように他の病気を発症するリスクもありますので検査を行うことも大切です。
通常は費用は保険適用外となりますが、最近では胃炎などを発症している場合には保険適用となります。

 

その一つに呼気検査があります。
これは尿素呼気試験と呼ばれており、尿素を含んでいる薬を飲み、20分ほど経過したのちに息を検査するものです。
この数値などについてもお話していきましょう。

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簡単に説明すると尿素を含んでいる薬を飲んで出てくる二酸化炭素の数値を調べることによって行います。
基準となる数値は「2.4pc」で判断し、それ以上であればピロリ菌に感染していると考えられます。

 

この検査方法は簡単ですし精度も高いと言われていますので病院が検査を行える機器を持っている場合には行うことが多くあります。
呼気検査の数値が高ければ感染していると判断できますが、一つの検査で判断できない場合には他の検査を行うこともあります。

 

便や尿を採取することによって行う検査や胃カメラを使用して行う検査、血液検査などがあります。
これらも数値などによって判断することができます。

 

上述したように病気のリスクがありますので検査を行いましょう。
呼気検査は注意点があり、食事には注意が必要です。
多くの場合は食事制限を行います。

 

トウモロコシやパイナップル、豚肉、鶏肉、卵などの食品は数値に悪影響を及ぼしてしまうことがありますので注意が必要です。
多くの場合には検査前の4時間は絶食となります。

 

 

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