ピロリ菌除菌後に蕁麻疹が出た!その原因と対処・応急処置方法
ピロリ菌を除菌するためには2種類の抗生物質と胃酸を抑える薬の計3種類を服用して治療を行っていきます。
およそ1週間ほどの期間、薬を服用することによって治療を行います。
そして再度検査を行い反応が出なければ治療は終了します。
しかし除菌後に何らかの症状が出る場合があります。
蕁麻疹が出ることがあるのでしょうか??
ここで考えられる原因は薬の副作用です。
まず薬についてみていきましょう。
薬の種類は2種類の抗生物質(クラリスロマイシン、アモキシシリン)、胃酸の分泌を抑えるランソプラゾール、オメプラゾールなど)を使用して行います。
基本的には75%ほどの確率で成功し、3割ほどの人が失敗します。
その場合には2回目、3回目というように行っていきます。
では次に蕁麻疹についてお話していきましょう。
アレルギーによるものとそうでないものの2種類になります。
食べ物、薬品などによるアレルギー、非アレルギーのものは物理的な刺激などによって起こります。
原因となるものに接触することによってヒスタミンによって皮膚の血管が拡張されることによって血液中の水分が浸みだすことによって皮膚が炎症を起こします。
腫れとともにヒスタミンがかゆみを感じさせる神経を刺激しかゆみが起こります。
ピロリ菌の除菌後に起こるものとして考えられるものは抗生物質によるアレルギー反応です。
アレルギー症状が悪化してしまうと危険となる可能性もありますので注意が必要です。
基本的には病院へ行くことが大切です。
しかし深夜など病院が空いていない場合もあるかと思いますので応急処置、対処方法についてもお話していきましょう。
除菌後ですので薬の服用はしていないと思います。
薬の服用中に現れた場合には薬の服用を中止する必要があります。(ただし一度飲むのをやめてしまうと除菌に失敗する可能性もありますので医師に確認を取りましょう。)
患部を冷やすことによってヒスタミンの分泌を抑えることが出来ます。
冷たいガーゼやおしぼりなど刺激の少ないもので患部を冷やしましょう。
入浴、運動は血行を良くしてしまい症状が悪化してしまうこともありますので注意が必要です。
数時間で収まる場合には様子を見てもいいかもしれません。
しかしすぐにおさまらない場合には病院へ行きましょう。