ピロリ菌 検査 毎年 頻度

ピロリ菌検査を受ける頻度は?毎年必要??

スポンサーリンク

ピロリ菌とは正式にはヘリコバクター・ピロリと言い、一度感染してしまうと除菌するまで胃の中に住み続け悪い影響を与えます。
この菌に感染しているすべての人が発症するわけではありませんが慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの胃の病気を引き起こすことがあります。

 

特に慢性胃炎はこの菌が原因によることがほとんどで、萎縮性胃炎に発展してしまうことがあります。
萎縮性胃炎というのは胃の中の粘膜が薄くなって萎縮してしまうもので胃がんの原因になります。

 

そのため癌の種類の中でも細菌が原因となって起こるのは胃がんだけです。
胃がんにならないように予防するためにも検査を受けて感染の有無を確認することは大切です。

 

この菌に感染している場合に発症してしまう前に検査を受けることによって胃の状態も良好に出来ると考えられます。
そのため発症してしまっている場合には注意が必要です。
ピロリ菌の検査は毎年のように行わなくても生涯に1回だけ行えばいいとされています。

スポンサーリンク

これは感染するのが免疫力の低い子供のうちに感染することが多く、大人になってからは感染することはほとんどないためです。
しかし萎縮性胃炎を発症してしまっている場合には胃がんに発展することがありますので胃がんの検査の頻度は高めなくてはありません。

 

健康診断などは毎年受けるようにしましょう。
この菌に感染する原因のほとんどが不衛生な飲み水からです。
井戸水や湧き水から感染します。

 

または親が感染している場合に親から子供への食べ物の口移しでも感染することがまれにあります。
ただし大人になってから感染することはまれですので毎年のように検査を受けなくても、一生に一度検査をして、感染しているようであれば一度除菌すれば安心ですし、感染していない場合も安心です。

 

このようなことからピロリ菌のチェックの頻度は生涯に一度です。
ただし検査だけを受ける場合には保険適用外となっています。

 

萎縮性胃炎を発症している場合には保険適用となります。
見つかった場合には除菌を行いましょう。

 

 

スポンサーリンク